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チョコレートブランドにおける今年のバレンタインデーの勝者はどこか、調査をしてみた。調査の結果、インスタグラムの世界に限ってではあるが、チョコレートブランドの勝者は「ゴディバ」。それも、調査対象5ブランドの、バレンタインデー期間中の全投稿の約70%を占めるほどの圧倒的な強さだった。今回は、「ゴディバ」の強さの秘密を、インスタグラムの投稿データの掘り下げ調査することで、明らかにしてみた。

インスタグラムの世界はゴディバの一強。全投稿の約70%を占める勢い。

調査の対象としたブランドは、以下の5ブランド。誰でも知っている知名度があり、インスタグラム上に、投稿データがある程度確認できると思われるブランドを選んだ。

調査ブランド

  • ロッテ
  • 森永製菓
  • グリコ
  • 明治
  • ゴディバ

2月1日〜28日までのバレンタインデー期間中、今回の調査対象である5ブランドの合計データ数は9,231件。ブランドの内訳は以下の通りだった。

  • ゴディバ:4,186件(71.1%)
  • 明治:1,060件(18.0%)
  • ロッテ:314件(5.3%)
  • 森永製菓:277件(4.7%)
  • グリコ:50件(0.8%)

ゴディバの圧倒的な投稿数の多さは、そのまま「ゴディバ」の人気の高さをあらわしていると考えていいのではないだろうか。「あげた」派も「もらった」派も、インスタグラムに投稿して自慢したいブランド、それが「ゴディバ」だということを、今回の調査結果が証明している。

ブランド別インスタグラム投稿数ランキング

ゴディバの人気No1はやっぱりチョコレート

ゴディバと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、やっぱりチョコレートだろう。ただ、ゴディバは、チョコレート以外の商品も数多く発売しており、消費者の選択肢がかなり増えてきているのも確かである。ここでも、ゴディバの全投稿データを目視で掘り下げ、商品カテゴリー別に分類してみた。内訳は以下の通りだ。

  • チョコレート:3,633件(87.1%)
  • ドリンク:248件(5.9%)
  • アイス:183件(4.4%)
  • リキュール:72件(1.7%)
  • その他:33件(0.8%)

もっともインスタグラムへの投稿数が多かったのは、やはりチョコレートだった。ゴディバの全投稿の約87%を占めている。その次は、ドリンク、アイス、リキュールと続いている。「ゴディバ」=「チョコレート」の方程式は、インスタグラムの中でも健在だった。

ゴディバの商品カテゴリー別インスタグラム投稿数ランキング

恋人同士の選択肢に、ゴディバ以外はありえない

詳細については別の機会に報告するが、今回のバレンタインデー調査では、「誰からもらった・誰にあげた」について、掘り下げ調査を実施して詳細に分類している。その結果、勝手に一番多いと予想していた「恋人にあげた・恋人からもらった」が、意外にも両方で101件しかなかった。内訳は、「恋人にあげた」が54件、「恋人からもらった」が47件。

この101件のデータをさらにブランド別に掘り下げ調査をした結果、なんと、約94%にあたる95件がゴディバだった。ゴディバ以外の投稿が、わずか6件しか存在しないことからも明らかなように、恋人たちの間でのゴディバ人気の高さは予想をはるかに上回るものだった。

ブランド別恋人たちの投稿数比較

また、ゴディバの「恋人たち」の投稿が、「もらった」と「あげた」がほぼ半分ずつなのに対し、他のブランドは、投稿数が少ないものの、すべて「あげた」である点に注目してほしい。しかも、ゴディバは、「恋人があげた」投稿のすべてが、商品をそのままの状態で渡している。一方、他のブランドは、1件を除いたそれ以外のすべてが、手作りチョコの材料として購入し、そのあと手作りチョコに変身した状態で渡っている。

今回、ゴディバの掘り下げ調査をしてみて、改めてわかったこと。それは、「恋人たち」にとって、ゴディバは絶対的な存在として、揺るぎない地位を確立しているということだ。たとえば、「あげた・もらった」の相手が「友だち」「職場」「家族」になると、他のブランドの投稿回数も増えてくるのだが、「恋人」に限って言えば、ゴディバ以外の選択肢はない。そこに、ゴディバの強さがあるのではないだろうか。

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